木造住宅分野のQ&A
Q1.
住宅の気密性を高め廃熱ロスを少なくすることと、計画換気を行うためです。
気密性が高く、空気の出入り口がハッキリしていれば、室内の水蒸気や汚染空気を排出して、新鮮な空気を室内に取り込むことができますが、気密性の悪い(すき間の多い)家では、入ってきた空気がそのまま排出されてしまうため、ショートサーキット現象が起こる可能性があります。
気密性が高く、空気の出入り口がハッキリしていれば、室内の水蒸気や汚染空気を排出して、新鮮な空気を室内に取り込むことができますが、気密性の悪い(すき間の多い)家では、入ってきた空気がそのまま排出されてしまうため、ショートサーキット現象が起こる可能性があります。
Q2.
MOCOフォームは12時間強制的に加湿し続けた場合、6.5g/㎡の湿気を吸湿しますが、常温で12時間以上放置すると、ほとんど放湿します。また、一次元定常計算で内部結露の有無を判定しています。
Q3.
ウレタンフォームは紫外線劣化を起こしますので、日の当たる場所での長期放置はできません。住宅の屋根裏や壁の中では紫外線を浴びませんので、脆さがでたり断熱性能の低下は起こらないので、長期的にお使いいただけます。
Q4.
施工直後は発熱で体積膨張しているので、常温に戻る際、わずかな収縮はありますが、その後の変化はありません。
Q5.
基礎や床下の断熱には、防蟻効果のあるPufpure A-AT(パフピュアーエースエーティー)をご使用ください。ウレタンフォームはシロアリの栄養源ではありませんが、内部の温度が安定しているのでシロアリにとって住みやすい環境になっています。そのため、通常のウレタンフォームでは蟻道ができる場合があります。
Q6.
MOCOフォームやPufpure A(パフピュアーエース)シリーズは、有機物なので燃えますが、火から離せば残炎はありません。また防火構造認定(30分)、準耐火構造認定(45分)も取得しておりますので、安心してお使いいただけます。
Q7.
MOCOフォームはシックハウス症候群原因物質を原料に使っておりません。
(規制対象外)
(規制対象外)
Q8.
IARC(国際がん研究機関)でGroup3に分類されています。
※IARCはWHO(世界保健機関)の外部組織
※IARCはWHO(世界保健機関)の外部組織
Group1 | ヒトに対する発がん性が認められる |
Group2 | ヒトに対する発がん性があると考えられる |
Group2A | ヒトに対する発がん性がおそらくある |
Group2B | ヒトに対する発がん性が疑われる |
Group3 | ヒトに対する発がん性が分類できない |
Group4 | ヒトに対する発がん性がおそらくない |
Q9.
木部 | コンクリート | 鉄骨 | |
MOCO フォーム |
〇 | × | × |
Pufpure A warm |
〇 | 〇 | 〇 |
建築分野のQ&A
Q1.
JIS A 9526:2022「建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォーム」です。
Q2.
JIS A 9526:2006のJIS解説にて設計推奨値の考えが導入され、業界では断熱設計の際にはこの設計推奨値を採用するよう働きかけています。
Q3.
試験体は実現場の厚さ・形状とは異なります。下地に厚さ5mm以上のケイカル板等無機質系板材を使用し、実現場で使用する原液と同じものを技術研究所で吹付け、所定のサイズ(15~25mm厚)にカットし、試験体とします。
Q4.
硬質ウレタンフォームの1つで、特定の触媒を用いてイソシアネートを三量化(イソシアヌレート結合)させ、難燃性を高めたフォームです。
Q5.
種類・使用方法にもよりますが、-70℃~100℃で使用可能と言われています。
引火点は約310℃、発火点は約410℃です。
引火点は約310℃、発火点は約410℃です。
Q6.
建築基準法で定める防火材料の認定試験で実施される「ガス有害性試験」により検証されており、一般的な建築材料同様、火災時の避難行動を著しく阻害する製品ではないことが確認されています。
Q7.
消防法上の危険物には該当しませんが火災予防条例で「指定可燃物」に指定されています。
指定量の20㎥以上を貯蔵、取り扱う際には地域の条例で定める基準に従ってください。
指定量の20㎥以上を貯蔵、取り扱う際には地域の条例で定める基準に従ってください。
Q8.
ポリイソシアネート(B液)は消防法で定める危険物第四類第四石油類に該当します。
指定数量(6000リットル)以上を貯蔵し取り扱う場合には、消防法に基づく許可が必要です。
※指定数量未満の貯蔵、取り扱いについても市区町村条例で規制されますので、所轄消防署に相談してください。
指定数量(6000リットル)以上を貯蔵し取り扱う場合には、消防法に基づく許可が必要です。
※指定数量未満の貯蔵、取り扱いについても市区町村条例で規制されますので、所轄消防署に相談してください。
Q9.
2010年5月6日に開催された「健康・省エネシンポジウム」で、建築研究所理事長の村上周三さんらは、無断熱住宅から断熱住宅に住み替えた人を対象に、疾病にかかる割合を調査し、風邪では38%減少するなど、疾病にかかりにくくなっていることを突き止めたと発表されました。
Q10.
いわゆるシックハウス法告示対象外です。
また、厚生労働省が濃度指針値を定めた化学物質(VOC)13品目を原料として意図的に使用しておりません。
また、厚生労働省が濃度指針値を定めた化学物質(VOC)13品目を原料として意図的に使用しておりません。
Q11.
硬質ウレタンフォームには、ほかの断熱材にはない自己接着性という優れた特徴があります。
接着材なしでも直接金属・合板・コンクリートなどの対象物に吹付けることで、瞬時に発泡して、変形した躯体表面でもシームレスに断熱層を形成し、接着します。
接着材なしでも直接金属・合板・コンクリートなどの対象物に吹付けることで、瞬時に発泡して、変形した躯体表面でもシームレスに断熱層を形成し、接着します。
Q12.
産業標準化法に基づくJIS登録認証機関がJIS適合とした製品です。
対象品番 | |
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パフピュアーエース「LG5010」 | A種1H |
MOCOフォーム「FF5070-100」 | A種3 |